様々な形で活躍する唐房米穀の冷凍米飯
──御社のWebサイトを拝見すると「一粒庵」には英語のページがあり、海外にも販売されているようですが、どんな国の方が買われているのですか?
今は香港やシンガポールで販売されています。ちなみにシンガポールでは、日本のコンビニでは100円で売られているおにぎりが200~300円で売られているんですよ。
──農林水産省の資料によれば、日本で作られたお米および米飯類の主要な輸出先のTOP2が、香港・シンガポールだということですが、そのおにぎりも日本から輸入されたお米で作られているのでしょうか?
当社は、海外へのお米の販売実績はありませんが、私が直接シンガポールに試食販売に行った際に見かけたのは、日本産のお米を使っているおにぎりでした。
──米どころニッポンのお米は、世界でも人気がありそうです! 御社グループでは「一粒庵」以外でも冷凍米飯を展開されていますね。例えば、イトーヨーカドーのプライベートブランド「EASE UP(イーズアップ)」の助六寿司やいなり寿司を製造しているのはグループ会社のヨコヤマさんですね。助六寿司は実際に買ってみました。
どうでしたか?
──てっきり自然解凍するのかと思っていたら、パッケージを見ると調理方法が電子レンジ専用と書いてあったので、レンジアップしたんですけど、私の温め方が良くなかったのか、ほんのり暖かい助六寿司に仕上がってしまいました(笑)
それでいいんです! 助六をいつでも好きな時に、レンジで簡単に温め食べられるという、目新しさがウリですから(笑)
──たしかに、弊社の人間から「面白い冷凍食品が売ってたよ」と奨められたのが手に取ったきっかけなんです。それがたまたま御社グループの手がけたものだったと。何やら運命を感じます(笑)
「助六寿司」は一粒庵のブランドとしても出していますよ。「いなり寿司」「わさびいなり寿司」という商品も取り扱いがございます。