パウダーをかける前にひとつ除けておいたスパイシーポテトを口にしてみると、たしかにコショウとにんにくの風味が感じられます。これに焼きそばのソース味を加えるとどうなるのか? 期待を抱きながら、パウダーをポテトにまんべんなく振りかけます。
ソース風味パウダーを舐めてみると、チルドコーナーに置いてある焼きそばに添付の粉末ソースよりも、やや塩が効いている印象。フライドポテトを口に入れると、まずは表面に付いた粉末ソースの味が勝ち、口の中がにわかに塩味の強い焼きそばソース風になりますが、ポテトを噛むとホクっとした食感とともに、しょっぱさが緩和されてちょうど良い味付けに落ち着きます。
続いて、「ベビースターラーメン焼きそば味」を実食。野菜のうまみとトッピングのあおさのりの風味が特長のようですが、果たしてそのシンクロ率は!?
バリッ、ボリッ、バリボリ……(しばらく咀嚼音が続く)
……う~ん。触感が違うのは当然として、こちらはパウダーがまぶしてあるのではなく、表面全体に塗られたソースの味が強い。対するはもともと「ペッパー&ガーリック味」のフライドポテトですし、後から振りかけるパウダーだけで再現するのは難しいと予想はしておりましたが。
結果、シンクロ率はパッケージの類似性やスナックとしての共通項、ともにアオサを使っているという点を加味しても、トータルで40%と言ったところでしょうか。過去3回が判を押したようにシンクロ率50%だったので、初の半数割れとなりました。なかなかシンクロ率の高いコラボ商品は現れないようです。