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ほうれん草6変化!お弁当向け冷凍惣菜食べ比べ【冷凍食品★徹底レビュー】(3/5)
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ほうれん草6変化!お弁当向け冷凍惣菜食べ比べ【冷凍食品★徹底レビュー】(3/5)
2020.12.2
まず前半3種を実食レビュー
この手のカップ総菜はお弁当箱に凍ったまま入れ、自然解凍するケースが多いと判断し、まずは電子レンジで加熱せずに食べていきたいと思います。
エントリーNo.1 ごまあえ
ほうれん草の「ごまあえ」小鉢
パッケージの左上に位置していた「ごまあえ」。テレビ番組のゲスト席で言うと、ひな壇2段目の左端に当たります。司会席が右側なら完全に末席です。
一方で、雑誌などに見られる横書きのレイアウトとして見れば、一番最初に注目されるトップバッター的ポジションは左上。しかも「MARUHA NICHIRO」のロゴを王冠よろしく被っているではないですか。マルハニチロさんに一番期待されているのでは、と言えなくもない!
マルハニチロの看板を背負っている?
ポジションだけで判断するのは時期尚早なので、宣言通り五感、いや四感を使って「ごまあえ」をレビューしていきます。
パッと見て目に入るのは花型のにんじんでしょう。他の小鉢にもにんじんは入っていますがどれも細切りで、花のにんじんは「ごまあえ」だけ。これは暗に「花形商品」ということを暗示しているのではないでしょうか。
桜型のにんじんが嫌でも目を惹く
鼻を近づけると、ほうれん草はもちろん、ごまの香りがふんわりと漂っています。
続けて味見。ごまの粒々とした歯ざわりが小気味良く、味付けの適度な甘さが心地良い。惜しむらくは、見た目の綺麗な花形にんじんの歯触りが今一歩だったこと。それを除けば、充分に魅力的な小鉢であると言えます。
これは暫定1位です!(トップバッターなので当たり前ですが)
エントリーNo.2 卵炒め
ほうれん草の「卵炒め」小鉢
パッケージの上部中央にあり、カップの色はレッド。レッドと言えば、日曜日の朝にやってる戦隊ヒーローのリーダー格。戦隊モノは5人組と相場が決まっていますが、途中から1人増えて6人になったりする。6人揃って変身するシーンでも、レッドはこの位置にいるのではないか?
本当はこの小鉢がマルハニチロさんのイチ押しなのでは? そう勘繰りたくなりましたが、色だけで判断するのは危険極まりないので、四感レビュー。
レッドは主役と相場が決まっている?
この小鉢のキーパーソンとなるのは先ほどやんちゃしていた卵ですが、香りの主張はなく、ほうれん草の香りが一番感じられました。
実食の感想も炒り卵の塊が小さすぎて味わいにくく、パッケージのようなふんわり感を期待していただけに、ちょっと期待外れでした。調味料があまり強く主張していないので、ほうれん草の風味を味わうには、この小鉢が一番向いていると思います。
玉子の食感のグレードアップに期待!
エントリーNo.3 おかかあえ
ほうれん草の「おかかあえ」小鉢
写真の横っちょには「たけのこ入り」と書かれたタケノコのアイコンが。カップの色はピンク。戦隊ヒーローものではヒロインのポジションだ。しかも1カップ当たりのカロリーは14kcalとグループ最小(おひたしとタイ)。これは女性ウケを狙っている?
「たけのこ入り」のアイコンで差別化を図る「おかかあえ」
見た目は地味ですが、タケノコと相性の良い鰹節の香りが食欲をそそります。
全体的に濃い味付けで、特にタケノコがしょっぱいくらいですが、ご飯のお供と考えればちょうど良い。漢字で「筍」と書くタケノコの食感はシャキシャキとしていて、竹の旬を美味しいまま急速冷凍したさまを体現しているように思えました。
たけのこの歯触りが小気味良い
前半を終えて「ごまあえ」「おかかあえ」の和え物小鉢の評価が高いと言ったところ。残す3種の小鉢も実食していきます。
次のページ「残る後半3種を実食レビュー」へ
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