庶民の幸せ、魚(とと)に有り。【業務用冷凍食品レビュー】
2020.12.07
冷凍食品を活用した丼ぶりもの──その名も「フローズンフー丼」を特集したとき、今まで食べたことが無いと判明したジャンルが「海鮮丼」だ。庶民のランチとしては高く付くおそれがあったので、今まで敬遠していたのもある。まぐろ、サーモン、海老、ホタテ、いくらと海の幸が勢揃いした海鮮丼が理想的だが、具材は単体でもいいから山のように盛られた丼ぶりも食べてみたい。
そんな私の願望を叶えてくれるのが、マルハニチロさんの業務用冷凍食品「鮮味 鮪たたき」。「魚が有る」と書いて「鮪(まぐろ)」と読むが、業務スーパーに有るのを発見したときは、心の中でガッツポーズを取ったものだ。1袋にマグロのたたきが250g詰まっていながら、価格は537円(税込)。おまけにマグロは国産物と来た。
酢飯の上に刻み海苔を敷き、自然解凍しておいたマグロのたたきを山盛りに。その頂上にはワサビをこんもりと鎮座させ、いただく直前に醤油を回しかける。冷凍品とは言え、鮮度の保たれた赤身に変わりはない。築地のお店の敷居を気軽に跨げる身分でなくても、自宅で気軽に海鮮丼を味わえることに至福を感じられる私は、きっと果報者なのだろう。(執筆者:編集長)
※栄養成分や調理方法、アレルギー表示については商品パッケージ記載の情報をご確認ください。
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